私が幼少の頃、両親が『街道そば』という蕎麦屋を営んでおりました。父は人との繋がりを大切にいつも笑顔で、近隣の方々に愛される人柄でした。厨房に立つ姿は華麗で、正に『蝶のように舞い、蜂のように刺す』。父は私のヒーローです。蕎麦屋は継げませんでしたが、『街道』の屋号を継がせて頂きました。

また、古来『街道』とは、場所と場所をつなぐ主要な陸路という意味があります。たくさんの人が通り、小さな道が街道となりました。街道を通る人々の目的は様々で、大切な人に会いに行くため。その地で必要とされる物を届けるため。新しい生活の場所を求めるため。

私は、新しい一歩を踏み出す人に『街道住建』を通って輝かしい未来を築いて頂きたい。今は小さな道ですが、たくさんの人に通って頂けることによって、迷わずに安心して進んでいける『街道』になりたいと思っております。